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何度でも遊びたくなる!すごろく系おすすめボードゲーム

ダイスを振って出目の数だけコマを進める「すごろく系ボードゲーム(すごろくゲーム)」。
ルールはとっても簡単で、小さな子どもやボードゲーム初心者にも取っ付きやすくワイワイガヤガヤと盛り上がれるので、ファーストボードゲームとして最適なのです。
だけど、ひたすらダイスを振る「人生ゲーム」のような戦略性も駆け引きもない運要素満載のゲームを選んじゃうとすぐに飽きちゃう!

というわけで、今回は何度でも遊びたくなる!リプレイしたくなる!ひと味違ったおすすめのすごろく系ボードゲーム(すごろくゲーム)を紹介します♪

 

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4歳から遊べるおすすめスゴロクゲーム

ねことねずみの大レース

人数 2~4人 推奨年齢 4歳以上
所要時間 20~30分 難易度 ★☆☆☆

背後から追いかけてくるネコに捕まらないように、ネズミたちを逃がしながら多くのチーズを集めるゲームです。多くのチーズを獲得した人が勝ちとなります。
サイコロを振って出た目の数だけ、手持ちのネズミ4~5匹の中から1匹だけマスを進めます。ネコに捕まらず、ぐるっと1周回って無事にゴールできたら、ホールチーズが1個もらえる(先着4匹まで)、至ってシンプルなルールのすごろくゲーム。

サイコロには「ネコの目」という目があって、その目が出る度にネコが1マスづつ進んで追いかけてきます。もちろん、ネコに捕まるとネズミは食べられちゃいます。
「ふ~ん、ネコって1マスしか進まないんだね。このゲーム楽勝じゃん!!」とお思いのあなた!ノンノン、このゲームなめちゃダメです。
すごろくゲームの醍醐味であるサイコロ運がスリルを演出するのだ。運が悪いと立て続けにネコの目が出てしまい、猛スピードでネコが追いかけてきて、思わずワーキャー叫んでしまいます。

ネコに追いつかれる!!というときは、ゴールをあきらめて近くの隠れ家に逃げ込むこともできます。隠れ家にもチーズがあって1個もらえますが、ゴールしたときよりも小さいチーズです。ゴールから離れていくにつれ隠れ家のチーズが小さくなっていくので、どのタイミングで逃げ込むか、運に任せて逃げ切るか、といったジレンマや駆け引きが生まれて面白い!

ネズミやネコの進むスピードはサイコロの運次第なのですが、どのネズミを動かすかといった戦略性もあって、大人でも十分楽しめます。
小さな子どもから遊べるので親子で楽しむにはうってつけのすごろくゲームですよ。

 

8歳から遊べるおすすめスゴロクゲーム

世界一周ゲーム

人数 2~6人 推奨年齢 8歳以上
所要時間 30~45分 難易度 ★☆☆☆

世界を旅する旅行者となり、たくさんの都市をめぐって、誰よりも早くスタート都市に戻ってきた人が勝ちとなる、スタンダードなトラベル系すごろくゲームです。
サイコロを振って出た目の数だけマスを進める超簡単なルールなので、8歳くらいから十分に遊べて楽しめちゃえます!

ゲーム盤には各国の都市が記され、アフリカのニジェール共和国にあるニアメという都市とか、中米のニカラグア共和国にあるマナグアという都市など、普段聞き馴染みない都市が100都市以上あって、なかなか勉強になります。
また目的地カードには名所の豆知識が書かれていて、世界を旅しながら都市の名前や位置関係、名所の知識が楽しく覚えらてしまうトラベル・エデュケーション・ゲームとなっています。

サイコロを振って出た目が「1」の場合、アクションカードを1枚取ることができます。
アクションカードは、持っている都市カードの交換したり、他の旅行者の場所に自分のコマを移動させたり、ある都市に全旅行者を集めたり、といった旅行者を助けたり、邪魔したしする内容のものばかり。
サイコロの運だけでなく、アクションカードをうまく利用しながら世界各国の都市を多く訪れよう!

海底探険

人数 2~6人 推奨年齢 8歳以上
所要時間 30分 難易度 ★☆☆☆

欲張りな探険家たちが一攫千金を目指して海底に眠る財宝を取りに行く、新感覚すごろく系ボードゲームです。
潜水艦から伸びた一筋の財宝の道を2個のサイコロを振って出た目の数だけ進め、止まった場所の財宝をたくさん取って持ち帰る、といったシンプルなルール。

財宝チップには数字が書いてあり、裏を向けて数字が分からないように配置。取った財宝は潜水艦まで持ち帰ると書いてある数字のポイントをゲットできるのです。

チップは潜水艦から深くなるほど数字は大きくなるので、欲張って深いところの財宝を狙いたいんだけど・・・自分が持っている財宝の枚数分、酸素が減ってしまうのであまり深くまでは行きにくいのだ。しかも酸素タンクはひとつしかなく、全員で酸素を共有しなければなりません。
つまり、たくさんの財宝を持っている探検家がたくさんいると、あっという間に酸素が減って潜水艦まで戻れなくなります。 深く潜るか、引き帰すか、そのジレンマが楽しいです。
酸素が無くなるとラウンド終了。潜水艦に戻れなかった探検家の財宝は没収されてしまいます。

さらに、財宝を取ると移動速度は遅くなってしまいます。
サイコロの出目の数から財宝の枚数を引いた数しか進めなくなるので、取りすぎには注意が必要。

ラウンドが終了すると、潜水艦まで持ち帰れなかった財宝は3枚づつ重ねて一番後ろに繋げ、取られた財宝の場所を詰めます。これにより最深部までの距離が縮まり、ラウンドが進につれ、高ポイントの財宝を獲得出来るようになって盛り上がります!

みんなで協力して財宝を持ち帰るか、独り占めするか・・・ルールがシンプルなのに奥が深い。
ちょっとした心理戦が楽しみたい方におすすめのゲームです。

ドラゴンクエストボードゲーム スライムレース

人数 2~5人 推奨年齢 10歳以上
所要時間 30分 難易度 ★☆☆☆

人気RPGドラゴンクエストをモチーフにした傑作ボードゲーム「スライムレース」。
ドラクエVのカジノに登場するスライムレースを忠実に再現したボードゲームです。
ルールは簡単。5匹のスライムのうち1着-2着のスライムを予想してメダルを賭け、予想が当たるように賭けたスライムを手持ちのカードで操って、配当ポイントを競います。

まず、手持ちのカードを見て1着-2着のスライムを予想しよう。
1枠、2枠、3枠、4枠、5枠の順にスライムの走るスピードが遅くなり、倍率も違います。手堅く賭けるか、高配当を狙うか・・・メダルを賭けたらゲームスタート。

勝たせたいスライムを手持ちのカードを出してマスを進めていきます。
足の速いスライムほど勝ちやすく、足が遅いスライムは勝ちにくいのは当たり前だけど、「ビリのスライムを35マス進める」や「トップのスライムと2位のスライムの差が倍になる」といった特殊カードもあるのでレースは最後まで大混戦!
駆け引きが熱く、思わぬ大逆転も起こってハラハラドキドキで面白いです。

 

【おまけ1】すごろくの定番!おすすめ人生ゲームはどれ?

大人も子供も楽しめる、すごろくの定番「人生ゲーム」。
これまでに60種類以上もの人生ゲームが発売されていて、その種類の多さにどれを選べば良いのか迷ってしまいますよね。
というわけで、人生ゲーム大好きな筆者が個人的に気に入っている「おすすめの人生ゲーム」をご紹介します。

おすすめ人生ゲームについてはこちらから

 

【おまけ2】廃盤になっている国産名作スゴロクゲーム

80年代~90年代にかけて、日本では多種多様なすごろく系ボードゲームが登場しました。どのゲームもルールは簡単で、最近のボードゲームのような複雑なシステムはありません。なのに、ゲームの世界観がしっかりと確立していて、何度も何度も飽きることなく遊んだものです。

そんなわけで、後世に語り継ぐべき国産の名作・傑作すごろくゲームをいくつか紹介しちゃいます。
今回紹介するゲームはどれも現在廃盤になって入手困難ではありますが、リサイクルショップなどで偶に見かけることもあるので、見かけたら是非買って遊んでみてください。

ドラえもん 日本歴史ゲーム

人数 2~6人 推奨年齢 9歳以上
所要時間 30分 難易度 ★☆☆☆

ドラえもんに登場するタイムマシンに乗って、各時代の事件や人物のカードを集めてタイムトラベルする「ドラえもん 日本歴史ゲーム」です。
このゲームは、数あるドラえもんボードゲームの中でも、ゲーム性が高くワイワイ盛りあがれるのでオススメ!

舞台は「縄文・弥生」「古墳・奈良」「平安・鎌倉」「室町・安土桃山」「江戸」「明治・大正・昭和」の6つの時代。それぞれの時代をタイムマシンで移動しながら、事件や人物の歴史カードを収集して合計ポイントを競います。
ちなみに歴史の内容は小学校レベルで、遊びながら歴史をぐんぐん覚えられます。

各時代に移動するには、タイムエネルギーチップを使ってタイムマシンを動かすのですが、このタイムマシンで時代を移動するギミックがとにかく秀逸!!
タイムマシンのスロットを回して出た時代、たとえば「室町・安土桃山」時代が出たとしたら、その時代にタイムマシンをスライドして移動させます。すると・・・

「古墳・奈良」時代から

 

「室町・安土桃山」時代へタイムスリップ

ゲーム盤もスライドして「室町・安土桃山」時代のマス目に変更するのだ!
まるでタイムトラベルをしている気分に浸れて楽しいです。

このタイムマシンで時代を移動するゲームシステムは、戦略性やジレンマが生まれて面白い。
子どもだけでなく大人も十分楽しめるようになっています。

ジョイファミリー 魔法のスターマジカルエミ マジックショーゲーム

人数 2~4人 推奨年齢 6歳以上
所要時間 20分 難易度 ★☆☆☆

1985年頃放映されていたぴえろ魔法少女シリーズの第三弾アニメ「魔法のスターマジカルエミ」のボードゲームです。
マジシャン志望の不器用な女の子・香月舞となって、マジックショーに出演。各ステージのマジックを成功させながら、ラストステージに挑むといった極々普通のすごろくゲームなんですが、ゲームを構成するコンポーネントがとにかく素晴らしい。マジカルエミの世界観を楽しめるようになっているのです。

なんといっても、コマを進める魔法のルーレットはギミックが面白い!
ルーレットの中には、星マークとハートマークが両面に付いたお弾きが入っていて、劇中に出てくる変身ステッキ「ハートブローム」をルーレットの上からなぞって、お弾きがクルっとひっくり返って出た「星マーク」の数だけコマを進めるといったもの。

道中にある各ステージのマジックは意外と盛り上がります。
たとえば、マジカルハットのマジック。マジカルハットをよく振り、「プリット!(ハートブロームが出現)パラリン リリカル パラポラ マジカル~」と魔法の呪文を唱えて、ハートブロームでハットが持ち上がったらマジック成功!!ちょっとしたドキドキ感が味わえます。
他のステージも同様に、ハートブロームを使ったマジックを成功させていきます。

ラストステージでは、マジカルエミに変身しないとマジックに挑めません。
マジカルエミに変身するにはヘンシンマスやスタンバイルームで魔法のルーレットをなぞりハートマークが4個以上出たら変身成功です。

ラストステージのマジックは「マジカルボックス」。
マジカルボックスの中に入っている将くんが倒れずボックスを持ち上げられたらマジック成功!一番早くラストステージで成功した人が勝利します。
コンポーネントはかわいらしく、ミニゲームが意外と盛り上がる、魔法少女好きの女の子にぴったりなすごろくゲームです。